年度事業・活動報告

2022年度第1期活動報告

蓮田日本語教室ボランティアの会

2022年度第1期(4月~8月)活動報告

2022922

1.日本語教室

(1)開講

  4月~8月の毎日曜日、10時から正午、勤労青少年ホームにおいて20回開講(前年同期21回)。(515日は蓮田市市長、県会議員補欠選挙、710日は参院選で休講。)

 

(2)学習者登録者数とスタッフ数の推移 

 

期首()

8月末()

増減()

延参加者数()

学習者

5

11

+6

118

スタッフ

13(含休室2)

17(含休室3)

+4

181

    学習者8月末時点で1年以上欠席者は除外、スタッフ全回欠席者は休室扱い

学習者:期首5名、8月末11名、延参加者数118名で倍増(前年度同期64名) 前期からの継続5名。 

新規に入会した学習者63名、72名、81名、

スタッフ:期首13名。8月末17名、延べ参加スタッフ数181名。(前年度期首15名、8月末17名、延参加数180名) 新規スタッフ62名、72名。

 

(3)学習者母国別内訳(8月末)              ()

中国

6

セネガル

1

タイ

1

ネパール

1

メキシコ

1

インド

1

   タイの1人は2017年当室で5日の学習実績があるが、再入室扱いとした。

 

(4)学習者の在留資格状況

  在留資格別で見ると、「技能実習生」2名・「日本人の配偶者・その家族」5(中国4+メキシコ1)、「企業会社員・その家族」4名。 「その家族」は上記日本人配偶者1人の子供(姉妹)と外国籍会社員の子供。

 

(5)日本語能力資格保有状況(8月末)

イメージ

    上級   ←   中級   →   初級

グレード

N1

N2

N3

N4

N5

人数()

1

0

1

2

1

    日本語能力検定試験資格取得が目標でない学習者も少なからずいるが、8月末時点での資格所有者は上表の通りとなっている。

 

(6)新規学習者やスタッフ(含む面談のみ)が蓮田教室へコンタクトするきっかけ

対象者

知・友人紹介

市役所ポスター

他所のポスター

HP・インターネット

蓮田だより

新規学習者

1

4

0

3

0

スタッフ

0

1

0

2

3

 学習者の「HP・インターネット」には面談のみと他教室への紹介者(インドとベトナム)2人を含む。

 スタッフの「市ポスター」と「HP」は夫々面談のみとボランテイア応募高3年生の回答を含む。

学習者募集に関し、市役所市民課窓口近くに設置していただいたラックポスターの効果が窺える。

 スタッフは「蓮田だより」を指摘した人が多く、8月号以降、毎月募集記事が掲載されているので、不足気味なスタッフの募集面でその効果を期待したい。 

 

2.第10回浴衣で七夕「スピーチ会」

開催日:724日  場 所:勤労青少年ホーム

参加者:学習者6名がスピーチ、スタッフ11名、参加総数17名。

  今年度もコロナが未終息で、過去着付けに世話になった国際文化交流協会の支援を要請する状況にないと判断し一旦中止とした。 その後6波コロナ感染者数の低下傾向を踏まえ、会場の入室制限数を考慮して、来賓や旧学習者を招かない内輪の催しとして開催した。 

 

3.広報活動

(1)例年通り市広報紙「広報はすだ」6月号の学習者・スタッフ募集案内に加え、8月号以降毎月募集案内を掲載していただくことになった。  

 

(2)学びま専科”生涯学習団体情報誌(2022年版)にスタッフ募集案内掲載。 

 

(3)蓮田市に要請した転入手続き説明資料セットに教室ポスターを同封する代わりに、市民課窓口付近のチラシ用ポストに教室ポスターを5月から常時用意、又、市自治振興課管轄下にある勤労青少年ホーム、環境学習センター、コミュニテイホーム、農業トレーニングセンター、西新宿会館に8月末から教室ポスターが常時掲示されることになった。 

 

4.その他特記事項

(1)昨年4月から編集作業を開始した「蓮田教室20周年記念誌」が、今年7月、120部印刷を完了し、後援者である蓮田市役所、国際文化交流会、支援者等へ計48部配布した。又、今後元学習者等からの要望や教室活動上必要性があると思われる場合、配布することにした。

 

(2)日本語能力検定受験に備え入室要望のあったベトナム女性に対し、日曜日は都合悪いとのことなので、木曜日にも開催される白岡教室を紹介し、受け入れていただいた。 今後、学習者増にスタッフ不足で受入れ困難となる事態も想定されるので、希望しても学習機会が得られない人達を極力減らすべく近隣教室との連携を図っていきたい。

 

(3)秋から蓮田南小学校5年に入学予定の中国小学生の父親に対し、文部科学省が委託発行した外国児童生徒等の教育支援関係の資料を紹介し、別途、同校に在籍中及び蓮田南中学校在学中の学習者2人の父親に、児童入学・受け入れに関する質問に答えてもらう場を設定した。 スタッフによる当該小学生への平日日本語指導が並行して行われた。 2学期開け早々に学校側の受け入れ体制や支援要望内容等について確認し、有志による支援の実現に向け関係者と協力していく。

 

 (4)在庫図書調査を行い、不要書籍類廃棄と新規図書購入を実施した。 書籍の紛失も散見されたので、今後借り出し台帳の復活と書籍担当者による管理と期末棚卸を定例化する。

 

 

 (5)430日:教室総会資料提供を兼ね国際文化交流会会長事務所を訪問し、会活動の現状確認と今後の相互協力の可能性について意見交換を行った。

 

 (6)710日:宮代町国際交流協会主催の「キューバの歴史と文化」講演に参加した。その際、同交流協会会長に挨拶をし、別途教室見学の機会を要請した。 今後の情報交換を含めた協力関係を模索していきたい。

 

  () 828日:9月に開講が予定されている伊奈町日本語教室スタッフ5名を蓮田教室見学に受入れた。今後9/18日と25日に各5名前後受入れ予定。今後の相互連携を期待したい。

 

 6.その他事項

410日:令和3年度定例総会(活動報告、決算、役員選出他)

422日:蓮田市後援申請提出、26日付承認書受領

市地域振興課を通じ、教室ポスターの転入外国人向け資料セットへの追加や「蓮田だより」への学習者・スタッフ募集記事の毎月掲載を市に要請。

47日:「蓮田教室20年記念誌」スタッフ会議を行い、当初予定した関係者への配布完了。

515日:埼玉日本語ネットワーク2022年春講習会(当室からは不参加)

612/19日、73/17日:スタッフ会議で「スピーチ会」打合せ、724日実施。

 

7.次期(9月~12)活動予定

日本語教室 94日~1225日の毎日曜日開講

918日、2022年度第1期の市への報告に当たり、確認スタッフ会議(922日市へ報告)

 12月 来年1月の正月新年会の準備

                         以上      

2021年度総会

議  事

1、第1号議案

    2021年度事業報告 

2、第2号議案

    2021年度事業収支・決算報告、監査報告 

3、第3号議案

        2022年度事業計画・予算(案) 

4、第4号議案 

    役員選出 

 

第1号議案   2021年度事業報告

1、日本語教室

(1)教室開催

    2021年度も新型コロナウイルスに明け暮れた。教室の

   開催は通常通りであったが、浴衣まつりや新年会などイベン  

   トなどはおこなわなかった。開催回数は48回です。

(2)学習者

    学習者は5か国9人、延べ219人(前年度112人)と

   前年度に比べ倍増したが、外国との往来が不自由となり依然 

   として少ない。国内に住む外国人がほとんどとなったためで 

   ある。国別では中国・スリランカ・ナイジェリア・セネガル・      

   オーストラリアからの参加者であった。

     国別参加者   中国     14人   

             スリランカ   2人         

             ナイジェリア  1人  

             セネガル    1人     

             オーストラリア 1人

(3)スタッフ

    登録者数は18人であったが、転居他により4人が脱会し 

    た。延べ参加者は385人であった。

(4)学習者の在留資格

    長期在留資格者や日本人の配偶者やその家族であり、技能

   実習者は前期の中国人8人のみである。ベトナム人について  

   は0人となった。

(5)学習者の学習水準及び目的

    長期在留者については、会話ができても漢字がわからない

   という人がおり、その学習をする人がいる。また、高校受験     

   の人もいたが、見事に希望校に合格した。

2、第13回浴衣で七夕「スピーチ会」

    コロナの関係から中止した。

3、新年会

    コロナの関係から中止した。

4、第20回「埼玉県東部地区日本語教室交流会」について

    コロナの関係からリモートによる会議となった。

5、その他

(1)日本語ネットワークの総会

      コロナの関係から書面議決となり、可決された。

(2)蓮田市の後援については例年どおり承認された。

(3)ポスター貼り

    駅・図書館・市役所に添付したが郵便局には断られた

  (4)個人学習

      個人学習については1人・平野中での学習を実施し 

      た。

2号議案     2021年度収支決算報告及び監査報告

 

      別途資料

 

3号議案     2022年度事業計画・収支予算(案)

 1、日本語教室

(1)通常学習

    午前10時~12時まで勤労青少年センター集会室

   において、日本語を母国語としない人達や帰国子女たち

   に日本語教室を開催する。

(2)浴衣でスピーチ会

      コロナの状況により判断する。予定日 710

(3)新年会

    コロナの状況により判断する。予定日 115

 

2、関係団体との交流など

      コロナの状況をみて判断する。

  3、20周年記念誌の発刊について

    4月発刊に向けて準備する。

 

4、広報活動

      チラシ・ポスターを公共施設などに掲示する。

 

5、蓮田市・国際交流会の後援依頼

    それぞれに例年どおり依頼する。

 

6、収支予算(案)

      別途

 

4号議案   役員選出

         会長      野村 滋

         副会長     三國隆夫

         会計      田中恵理子

         監査      阿部朋子

2020年度総会

2021年  蓮田日本語教室ボランテイアの会総会

             令和3年4月18日 11:30~13:00

             勤労青少年センター2階集会室 

議  事

1、第1号議案

    2020年度事業報告 

2、第2号議案

    2020年度事業収支・決算報告、監査報告 

3、第3号議案

    2021年度事業計画・予算(案) 

4、第4号議案

    役員選出 

 

第1号議案   2020年度事業報告

1、日本語教室

(1)教室開催

    2020年度は新型コロナウイルスに明け暮れ、教室の

   開催もままならなかった。年度当初から政府による緊急事態

   による指導が示され、6月まで休講した。7月から開講した

   ものの、2021年には再び休講せざるをえなくなり3月末

   まで延長された。

(2)学習者

    学習者は4か国9人、延べ112人(前年度173人)と

   過去最少となった。これは外国との往来が不自由となり、国

   内に住む外国人ばかりが対象となったためである。国別では    

   中国・ベトナム・インド・スリランカ・ナイジェリアからの

   参加者であった。

     国別参加者   中国      4人  述べ67人

             ベトナム    1人  延べ 5人

             スリランカ   2人  述べ17人

             インド       1人  延べ18人        

             ナイジェリア  1人  延べ 5人

(3)スタッフ

    登録者数は19人であり、延べ参加者は187人であった。

   途中退会者は3人である。

(4)学習者の在留資格

    長期在留資格者や日本人の配偶者やその家族であり、技能

   実習者は前期のベトナム人のみである。

(5)学習者の学習水準及び目的

    長期在留者については、会話ができても漢字がわからない

   という人がおり、その学習をする人がいる。また、高校受験     

   の人もいた。

2、第13回浴衣で七夕「スピーチ会」

    コロナの関係から中止した。

3、梨狩り

    コロナ及び生産者の意向により中止した。

4、新年会

    コロナの関係から中止した。

5、第19回「埼玉県東部地区日本語教室交流会」について

    コロナの関係から中止となった。 

6、その他

(1)日本語ネットワークの総会

      コロナの関係から書面議決となり、可決された。

(2)蓮田市の後援については例年どおり承認された。

(3)ポスター貼り

    駅・図書館・市役所に添付したが郵便局には断られた

  (4)個人学習

      個人学習については1人及び南中での学習を3ヶ月

      実施した。

(5)コロナによる休講期間

    2020年4月~6月、2021年1月~3月の6ヶ月である

 

第2号議案     2020年度収支決算報告及び監査報告 

      別途資料

 

第3号議案     2021年事業計画・収支予算(案)

 1、日本語教室

(1)通常学習

    午前10時~12時まで勤労青少年センター集会室

   において、日本語を母国語としない人達や帰国子女たち

   に日本語教室を開催する。

(2)浴衣でスピーチ会

      中止する。

(3)新年会

    コロナの状況により判断する。 

2、関係団体との交流など

      コロナの状況をみて判断する。 

3、20周年記念誌の発刊について

    スタッフの総意により発刊に向けて準備する。 

4、広報活動

      チラシ・ポスターを公共施設などに掲示する。 

5、蓮田市・国際交流会の後援依頼

    それぞれに例年どおり依頼する。 

6、収支予算

      別途

 

第4号議案   役員選出

         会長  大沼重男

         副会長 原 幸男

         会計  田中恵理子

 

         監査  阿部朋子

2019年度事業報告

2020年度の総会はコロナウイルス流行の関係で、書面にて行われた。 以下は、その旨通知する際に第1号議案として配布された資料    である。 

1.    日本語教室 

(1)教室開催

 20194月~20203月の毎日曜日、午前10時から正午までの2時間、勤労青少年ホームにおいて全40回開催した。 ただし、    3月については新コロナにより開催はなかった。

(2)学習者

学習者総数は、12か国31人、延べ173人(前年度335人)。 今年度は中国・ベトナム・ラオス・ドイツ・ナイジェリア・     スリランカ等の国から参加者がみられた。

ベトナムからの参加者は多かったが、1・2度の来室で来なくなる人が多く、この国からの学習者については注意が      必要である。

国別学習者

人数

延人数

人数

延人数

中国

6

22

スリランカ

1

5

ベトナム

10

29

フィリピン

3

11

ラオス

3

65

バングラ

デッシュ

1

1

ナイジェリア

1

   1

ドイツ

1

6

(3)スタッフ

   登録者数は20人で、延べ参加者数は382人である。 

(4)学習者の在留資格など

ベトナム人については全てが技能実習生であり、中国人については技能実習生と日本人の配偶者である。その他については、    日本人の配偶者であったり、来日国の配偶者である。 

(5)学習者の学習水準及び目的

技能実習者のほとんどは初級レベルであり、来日国の配偶者の中には、中・上級レベルの人もいる。 また、日本語検定を    受験する目的の人もいる。 

2.第12回浴衣で七夕「スピーチ会」

714日、勤労青少年センターにて開催した。参加者は、学習者及びその家族・友人が244人、スタッフ他22人の総勢46人であった。   学習者などは短冊に夢や学習の目的などを書き、竹笹に飾った。 その後、浴衣を着た学習者のほとんどの人にスピーチをして      もらった。 又、スタッフによる手品やバイオリンとビオラの演奏が行われた。

来賓として、蓮田市自治振興課課長・国際文化交流会・研修の受入れ会社、さらに、国際文化交流会会員には浴衣の着付けに      ご協力いただいた。 

3.梨狩り

 84日、市内の梨生産者のご協力をいただいて、学習者とスタッフ合同による梨狩りを会として初めて行った。 参加者総勢17人で    会え、初めての人がほとんどであり、生産者の指導の下、全員楽しく収穫を行った。 当日は対太陽が照りつける中、広げたビニール   シートの上で、果汁たっぷりの梨をいただいた。 帰りには梨の土産もいただき、無事に終了した。 

4.新年会

 112日、勤労青少年センターにおいて新年会を開催した。 女性軍による手作りの正月料理に皆さん舌鼓をうち、学習者は書初・   折り紙などを楽しんだ。 学習者16人・蓮田市自治振興課・国際文化交流会・実習生受入れ会社・スタッフ総勢40人が参加した。     学習者の代表者には、母国の正月風景などを発表してもらった。 

5.第18回「埼玉県東部地区日本語教室交流会」に参加

  1027日、吉川市において開催され、2人が参加し、東部地区の現状や問題点などが話された。 

6.その他

(1)日本語ネットワークの総会が開催され、4人が参加した。 

(2)健による日本語キーパーソン委嘱式が開催され、4人が参加した。

(3)蓮田市への後援依頼を行い認められた。 

(4)ポスターはり許可申請とその実施

  駅・図書館・郵便局・市役所内に行った。 

(5)個人の学習指導

  個人的に学習指導を2人に実施した。 

(6)蓮田市からの援助要請

  歯科医院での通訳援助を数日間実施した。 

(7)白岡市日本語教室研修会に参加した。 

(8)3月については、新型コロナの発生により、教室を閉鎖した。

2018年度事業報告                          

 

1.     日本語教室

(1)  開催

20184月~20193月の毎日曜日、午前10時から正午までの2時間、勤労青少年ホームにおいて全49回開催した。(選挙日5月20日、年末年始は休み)

  (2)学習者

               学習者総数 11ヵ国58名、延べ335名(前年度9ヵ国、420名)

    (3)スタッフ

     登録スタッフ数 23名、延べ参加スタッフ数398名。

  (4)国別学習者数

ベトナム

中国

フィリピン

ラオス

ペルー

台湾

ネパール

オーストラリア

バングラディッシュ

イギリス

韓国

人数

33

9

4

3

2

2

1

1

1

1

1

延べ人数

115

101

11

67

9

12

1

5

9

3

2

 

(5)  学習者の在留資格は、ベトナム人は大半が技能実習生である。フィリピン人も技能実習生。中国人は技能実習生および日本人の配偶者。その他は、短期留学生、ALT(外国語指導助手)など。

(6)  学習水準

技能実習生は、大半が初級レベル。日本人を配偶者にもつ学習者2名が、2018年度の日本語能力試験N1N2にそれぞれ合格した。

2.     11回浴衣で七夕「スピーチ会」

78日 勤労青少年ホームにおいて開催。学習者11名とその家族など、参加総数35名。笹に短冊を飾り、浴衣を着てのスピーチ発表など。来賓として蓮田自治振興課、国際文化交流会。浴衣の着付けには、国際文化交流会にご協力いただきました。

3.     新年会

113日、勤労青少年ホームにおいて新年会を開催。学習者の母国のお正月の様子など発表してもらったり、女性スタッフ手作りの正月料理・書初め・折り紙などを楽しんだ。学習者18名、学習者の家族、スタッフ、蓮田自治振興課、国際交流会、技能実習生受け入れ企業代表など55名が参加。

4.     防災訓練参加

平成30年度埼玉県・蓮田市総合防災訓練が、826日総合市民体育館において開催され、日本語教室から学習者を含め13名参加。

5.     17回「埼玉県東部地域日本語教室交流会」に3名参加

 

6.     スタッフの技能向上への取り組み

外部研修会への参加

l  526日 埼玉日本語ネットワーク主催「技能実習生と日本語」4名参加

 

l  1014日~217日(全8回)

 社会福祉法人サポート21主催「ブラッシュアップ講座」1名参加

l  1117日春日部市国際交流会協会主催「ボランティア養成講座」 1名参加

l  26日~28日(全3回) 白岡国際交流会主催「ボランティア養成講座」2名参加

7.     その他

広報活動として、ポスターを作成し、蓮田駅掲示板・郵便局・図書館に掲示。

蓮田市広報誌2月号に「にゃんたぶう」との話し合いが掲載された。

前年度に引き続き、蓮田市の後援事業として承認された。蓮田市国際文化交流会からも後援を頂いている。 

2017年度事業報告

 

1.日本語教室

(1)教室開催

  20174月~20183月の毎日曜日、午前10時から正午までの2時間、勤労青少年ホームにおいて全48回開催した。(年末年始及び1022(衆院選挙)は休み)

(2)学習者

学習者総数(本教室に登録があり年度内に一度でも来室し学習した者)は9カ国53人、延べ学習者数420人。(前年度9カ国40人、343人)。前年度からの継続学習者は15人、新規学習者38人。

延べ学習者数の増加、特に第1期(4月~8月)の増加が目立つ(表1参照)。これは、前年度からの継続学習者が16年度の9人に比べ6人多い15人だったことなどによる。

(3)スタッフ

  期中に一人引退、新たに4人を迎え登録スタッフ総数は23人となった。延べ参加スタッフ数485人で1回当たりの平均参加者は10.1人である。(前年度493人、10.1人)

 

  表1 開催回数と学習者、スタッフの参加人数         ( )は前年度実績

 

開催回数()

学習者延べ人数()

スタッフ延べ人数()

1(4月~8)

2121)

197133)

212196)

2(9月~12)

1516)

142135)

158172)

3(1月~3)

1212)

8175)

115125 

4849)

420343)

485493)

 

    2 母国別学習者内訳                        ()

母国

学習者数()

母国

学習者数()

17

イン

2

ベトナ

16

スリラン

2

フィリピ

6

ネパー

1

5

イラ

1

ナイジェリ

3

合計9

53

 

(4)学習者の母国、在留資格状況

  ナイジェリアの3名以外はすべてアジア諸国で特に中国とベトナムが突出している。ベトナム人、フィリピン人及びタイ人の大半は技能実習生。中国人は約3分の1が技能実習、その余は技術・人文知識、国際業務、日本人の配偶者などに別れる。大多数が仕事に従事しながら学んでいる。

(5)学習水準、学習動機・目標

  技能実習生は大半が初級レベル。学習動機は仕事遂行や社会生活を営む上で必要なコミュニケーション能力を高めることにある。さらには日本語能力試験合格を目指して意欲的に取り組む学習者もいる。在留資格が技術・人文知識等及び日本人の配偶者は中・上級レベルで能力試験も上級(12級)合格を目指している。

  ネパール人の1名は家族滞在の中学3年生、2年前に来日、当教室で学ぶほか、当会スタッフが取り出し・入り込み指導の支援を行ってきた。都立高校を受験し見事合格、進学の夢をかなえた。

 

2.第10回浴衣で七夕「スピーチ会」

79日、勤労青少年ホームで開催。参加者は学習者17人(OB4人含む)、その家族、来賓、技能実習受け入れ企業の経営者の参観者及びスタッフを含め総数50人。

学習者は夢や希望を記した短冊を飾り、浴衣を着てスピーチしたりや歌をうたったりした。

 

3.新年会

  114日、勤労青少年ホームにおいて新年お節会を開催。女性スタッフ手作りの正月料理を味わい、書き初め、折り紙等を楽しんだ。31人が参集し中国人の孫志剛さんとベトナム人のトウグエンスアンさんが「私の国のお正月」をスピーチ。

 

4.第16回「埼玉県東部地域日本語教室交流会」開催

  101日(日)、蓮田市役所本庁舎会議室において、本会主催、蓮田市及び蓮田市国際文化交流会の後援によりに標記会議を開催した。会議参加者は10団体40名。

会議のメインテーマは『学習者が教室に求めているもの』。学習者スピーチと参加者ディスカッションの二部構成で学習者スピーチは「私にとっての日本語教室」をテーマに当教室で学習中の三名(韓陽さん、シャリーさん、周志遠さん)がスピーチ。参加者ディスカッションは参加者が6グループに分かれメインテーマについて討議した。この会議に学習者が参加したのは初めてのことだが学習者側の生の声が聞けたとして好評であった。同じ目的で活動しているボランティアが情報や意見交換することによって得るものは多く、有意義な会議であったとの感想が多数寄せられた。

 

5.スタッフ技能向上への取り組み

(1)外部研修会への参加

   6回参加:詳細は省略

(2)内部勉強会

   3回開催:詳細は省略

 

6.広報活動

HPに加え、①市広報紙「広報はすだ」6月号に学習者、スタッフ募集案内掲載、②ポスター、チラシを作成し蓮田駅コミュニティ掲示板および市内・伊奈町の公共施設(市役所、町役場、公民館、図書館、郵便局等)に掲示、配置した。

 

以上

2017年度活動報告                          

 

1.日本語教室
 
(1)教室開催
2017年4月~2018年3月の毎日曜日、午前10時から正午までの2時間、勤労青少年ホームにおいて全48回開催した。(年末年始及び10月22日(衆院選挙)は休み)
 
(2)学習者
学習者総数(本教室に登録があり年度内に一度でも来室し学習した者)は9カ国53人、延べ学習者数420人。(前年度9カ国40人、343人)。前年度からの継続学習者は15人、新規学習者38人。
 
延べ学習者数の増加、特に第1期(4月~8月)の増加が目立つ(表1参照)。これは、前年度からの継続学習者が16年度の9人に比べ6人多い15人だったことなどによる。
 
(3)スタッフ
期中に一人引退、新たに4人を迎え登録スタッフ総数は23人となった。延べ参加スタッフ数485人で1回当たりの平均参加者は10.1人である。(前年度493人、10.1人)
 
表1 開催回数と学習者、スタッフの参加人数 ( )は前年度実績
|   |  開催回数 (回) |  学習者延べ  人数(人) |  スタッフ延べ  人数(人)
| 1期(4月~8月) | 21(21) | 197(133) | 212(196)
| 2期(9月~12月) | 15(16) | 142(135) | 158(172)
| 3期(1月~3月) | 12(12) | 81(75) | 115(125)
| 合計 | 48(49) | 420(343) | 485(493)
 
表2 母国別学習者内訳      
| 母国名 | 学習者数(人) | 母国名 | 学習者数(人)
| 中国 | 17 | インド | 2 
| ベトナム | 16 | スリランカ | 2 
| フィリピン | 6 | ネパール | 1 
| タイ | 5  | イラン | 1
| ナイジェリア | 3 | 合計9か国 | 53
(4)学習者の母国、在留資格状況
 
ナイジェリアの3名以外はすべてアジア諸国で特に中国とベトナムが突出している。ベトナム人、フィリピン人及びタイ人の大半は技能実習生。中国人は約3分の1が技能実習、その余は技術・人文知識、国際業務、日本人の配偶者などに別れる。大多数が仕事に従事しながら学んでいる。
 
(5)学習水準、学習動機・目標
 
  技能実習生は大半が初級レベル。学習動機は仕事遂行や社会生活を営む上で必要なコミュニケーション能力を高めることにある。さらには日本語能力試験合格を目指して意欲的に取り組む学習者もいる。在留資格が技術・人文知識等及び日本人の配偶者は中・上級レベルで能力試験も上級(1・2級)合格を目指している。
 
ネパール人の1名は家族滞在の中学3年生、2年前に来日、当教室で学ぶほか、当会スタッフが取り出し・入り込み指導の支援を行ってきた。都立高校を受験し見事合格、進学の夢をかなえた。
 
 
2.第10回浴衣で七夕「スピーチ会」
 
7月9日、勤労青少年ホームで開催。参加者は学習者17人(OB4人含む)、その家族、来賓、技能実習受け入れ企業の経営者の参観者及びスタッフを含め総数50人。
 
学習者は夢や希望を記した短冊を飾り、浴衣を着てスピーチしたりや歌をうたったりした。
 
 
3.新年会
 
1月14日、勤労青少年ホームにおいて新年お節会を開催。女性スタッフ手作りの正月料理を味わい、書き初め、折り紙等を楽しんだ。31人が参集し中国人の孫志剛さんとベトナム人のトウグエンスアンさんが「私の国のお正月」をスピーチ。
 
 
4.第16回「埼玉県東部地域日本語教室交流会」開催
 
10月1日(日)、蓮田市役所本庁舎会議室において、本会主催、蓮田市及び蓮田市国際文化交流会の後援によりに標記会議を開催した。会議参加者は10団体40名。
 
会議のメインテーマは『学習者が教室に求めているもの』。学習者スピーチと参加者ディスカッションの二部構成で学習者スピーチは「私にとっての日本語教室」をテーマに当教室で学習中の三名(韓陽さん、シャリーさん、周志遠さん)がスピーチ。参加者ディスカッションは参加者が6グループに分かれメインテーマについて討議した。この会議に学習者が参加したのは初めてのことだが学習者側の生の声が聞けたとして好評であった。同じ目的で活動しているボランティアが情報や意見交換することによって得るものは多く、有意義な会議であったとの感想が多数寄せられた。
 
 
5.スタッフ技能向上への取り組み
(1)外部研修会への参加
 
6回参加:詳細は省略
 
(2)内部勉強会
 
3回開催:詳細は省略
 
 
6.広報活動
 
HPに加え、①市広報紙「広報はすだ」6月号に学習者、スタッフ募集案内掲載、②ポスター、チラシを作成し蓮田駅コミュニティ掲示板および市内・伊奈町の公共施設(市役所、町役場、公民館、図書館、郵便局等)に掲示、配置した。
 
以 上